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家庭学習や生活習慣が子どもに与える影響について解説します!

変化する世界で、子どもたちが困らない未来を

子どもと生活習慣<小児生活習慣病>

子どもも生活習慣病にかかる時代

近年、大人たちの変化に伴って子供たちをとりまく生活環境は大きく変化し、利便性が高くなった一方、運動不足や基礎体力が低い子どもが増えてきています。大人たちの生活が24時間化し、子どもたちもまた、夜型になってきているのです。
そして、大人たちと共に生活習慣病も増加しています。大人の病気だと思われていた、メタボリックシンドローム・糖尿病・高血圧などの病気が子どもたちにも現れているのです。文部科学省の調査では、9歳から17歳の男子では10%超、女子は9.8%が肥満傾向児であることがわかっています。また、睡眠時無呼吸症候群(SAS)も子どもにみられるようになってきています。子どものSASの原因の多くは鼻炎や扁桃炎ですが、最近は肥満を原因とするものも増えているそうです。小児生活習慣病は罹病期間(病気にかかっている期間)が長くなることから、大人になってから大きな合併症が起こる傾向にあります。

小児生活習慣病を防ぐには

決して他人事ではない小児生活習慣病。では、その増加の原因は何なのでしょうか?
実は、原因は大人の生活習慣病とあまり変わりません。
ただし、子どもの生活習慣の多くは親や周りの大人たちによって形成されていきます。子どもの遅寝の原因の多くが、親やきょうだいなどの家族の遅寝にあります。また、子どもの食生活を管理するのも、主にお母さん、周りの大人たちです。
イギリスの調査では、生後一年間の栄養状態が良いと将来糖尿病や高血圧になりにくいという結果が出ています。また、3歳頃の生活習慣はその後も継続する傾向にあり、3歳で早寝の子はその後も早寝に、遅寝の子は遅寝になります。
幼い子どもは、自分で自分の生活習慣が悪いことに気が付いて改善することはできません。ですから、おやつや清涼飲料水を与えすぎない、運動できる環境と時間をつくる、率先して早く寝る(早く寝かしつける)といった対策をとることが必要になります。


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